ヨガインストラクター/認定ヨーガ療法士

Yuki Chiba

筋肉の過緊張による体調不良がきっかけで、2004年にヨーガを始める。
アーサナ(ヨーガポーズ)の練習を通して体から余計な力を抜くことを覚え、
力が抜けると筋肉の緊張が和らぐだけでなく心の緊張も解けることに気づく。
以来、心と体の相関関係に関心を持ち、心のあり方について説く伝統的ヨーガの教え(哲学・理論)を学ぶようになる。
かつての自分と同じような体調不良を訴える人が周りにも多いことを知り、ヨーガの心地良さ、心身の力を抜くことの大切さを少しでも多くの人に伝えたいとの思いから2016年にヨーガ教室を開く。

東京の多摩地域を拠点に活動中。やわらかい呼吸とともに全身をじっくり動かしながら深いリラクゼーションへ導くスタイルで、働き盛りの若い世代からシニア世代まで幅広くクラスを提供している。2020年よりオンラインクラスも開催中。


スワミ・ヴィヴェーカーナンダ研究財団 (sVYASA)教育課程「ヨーガ療法士養成講座(YTIC)」修了
日本ヨーガ療法学会認定ヨーガ療法士

シニアヨガ指導者養成講座 修了(UTL)
ヨガ解剖学講座(AKIC)修了
国際ヨガ協会認定アサナ段位  初段
一般社団法人 日本ホリスティックヘルスケア協会 ヨガ安全指導員

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〜アーサナ(ヨーガポーズ)について〜
アーサナを行うと、全身に血がめぐり、脳がすっきりして、心が落ち着きます。心が落ち着くと、物事を冷静に見られるようになります。


18年前の私は、長時間のデスクワークで肩こり、首こり、冷え性、めまいに悩まされていました。がんばり屋で無理をしがちな性格も影響していたと思います。
そのうち満員電車に乗るのが怖くなったり、夜寝る前に全身が震えるなど、自律神経失調状態といわれる症状があらわれました。医者に診てもらっても病気は見つからず、整体、マッサージ、鍼灸、カイロプラクティックとあらゆるもので症状の改善を試みましたが、どれも根本的な解決にはつながらず、原因もわからないままでした。

ところがある日、知人の紹介で訪れた整形外科の医師が「あなたの様々な不調は、筋肉の過度な緊張が原因です。あなたは病気ではありません。」と、初めて原因を言ってくれました。

「筋肉の問題ならヨガをしてみようかな?」と思いつき、たまたまネットで見つけたヨガ教室に行ってみました。

その教室は、毎週金曜日の夜に区民センターの和室で開催されていました。部屋に入ると畳の上に年配の女性の先生が穏やかな表情で座っていて、「おしゃれなヨガウェアはいらないよ。楽なTシャツとトレパンにバスタオル一枚持って来ればいいんだよ」と言われました。なんだかとてもホッとして、ここにしようと決めたのを覚えています。
それから毎週金曜日の夜、楽なTシャツとトレパンとバスタオルを持って会社帰りに通うようになりました。

当時の私は、クラスへ行くたびに”力を抜いて”と言われ続けました。力を抜くことで、筋肉の緊張を解く必要があったのです。
できないアーサナ(ポーズ)もたくさんありましたが、できるとかできないとか、そんなことは問題ではありませんでした。
レッスン後は体から余計な力が抜け、頭と目がすっきりし、全身が穏やかに整う感覚がありました。疲れた体が元気を取り戻して蘇るような、さわやかな感覚です。「ヨーガは体操ではない」という先生の言葉、かっこよくポーズをとることがヨーガの目的ではないことをすんなり理解できる感覚でした。
練習を進めるうちに、体が穏やかになると心も穏やかになることに気づき、筋肉の緊張には心の緊張も影響していることを理解するようになりました。

力の抜き方がわかった今は、筋肉が過度に緊張することもなく、かつての不快症状もありません。
心と体、どちらからアプローチすべきか?それはニワトリと卵の関係のようなもので、どちらが先とは言いにくいですが、心と体を健やかに保つための第一歩として手っ取り早いのは、体の緊張を解くことだと思います。 


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ヨーガの一部であるアーサナの実践は、本来、瞑想するための準備段階として心身を鍛えたり整えたりするために行われるものです。
やわらかく深い呼吸に合わせてアーサナを重ねるうちに、自律神経が整い、体は本来あるべき自然で心地良い状態に近づいていきます。

体が自然で心地良い状態に近づくと、心も穏やかに落ち着きはじめ、心身が調和していきます。

力を抜くとは?身体の内側へ意識を向けるとは?
その感覚がどういうものなのか、クラスでは常にそのことをお伝えするよう努めています。緊張で硬くなっている部分に気づき、自分でゆるめることができるようになると、心身をストレスから解放しやすくなります。


身体の柔軟性、骨格、体調、性格は、人それぞれ。

アーサナ(ヨーガの座法・ポーズ)は”その人の骨格に合った自然な姿勢”でとらなければ、快適で安定した状態にはなりません。 

他の誰かと自分を比べたり、過去の自分と「今の自分」を比べても、意味がないのです。

「今の自分」の心と体を心地よくするために、アーサナの実践を通して心と体の変化を見つめ、ヨーガの理論に則した快適なアーサナを楽しんでいきましょう。

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Linp

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自然の流れにさからわず、不自然な無理はしないようにしよう。

自然体であること、ありのままでいることを大切に生きていこう。

その思いをこめて、活動名をLinpとしました(Live in Natural Postures)。 

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